地域に根ざした 小さな書店が道を拓く

📖~本を通じた人とのつながり~ 📖

令和元年6月22日(土)13;30~ 街の小さな書店として全国的に有名な大阪市中央区安堂寺町の「隆祥館書店」の二村知子さんにお話いただきました。

どんどん街の小さな書店が消えていく昨今、書店が抱える様々な問題に直面し、理不尽な状況にさらされながらも「小さな書店の存在意義」を問い続け、持ち前の企画力と実行力を発揮してきた二村さん。

「作家さんのお話を直接会って聞きたい」

そんなお客様の思いをカタチにしようと2011年から始められた「作家と読書の集い」はついに8年目を迎えられました。

本を書かれた作家さんのお話を目の前で聞けるという、とても素晴らしい夢のような企画。

シンクロナイズドスイミング時代のお話では、幼少期より井村雅代コーチに師事し、1日8時間もの猛練習に限界を感じ井村雅代コーチに『限界です!』と訴えた逸話も披露。 コーチからの返答はなんと『限界を決めるのは自分やない!わたしや!」。

それ以来、自分の人生で困難なこと、理不尽な目にあったときには、井村雅代コーチに言われたこの言葉を思い出して頑張っておられるとのこと。

他にも『作家さんと読者の集いでのエピソード』や『ここだけの話ですが…』が何度聞けたことでしょう♪

最後に、二村知子さんの言葉。 「積極的にお客様の嗜好を店頭での会話でくみ取り、感動していただける本を見つけてはお一人お一人に提案をする、それが生きがいであり、それが私のしたい仕事」

参加者の皆さんも、みんな隆祥館書店に行ってみたくなったそうですよ(^^♪

当日は定員24名のところ33名もの方にお越しいただきました。

二村様、参加者の皆様本当にありがとうございました。

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